1023と聞くと、どう数えるのかオチが見える人も多いと思う。
1023、つまり210 - 1である。
1023 = (1×29 + 1×28 + 1×27 + 1×26 + 1×25) + (1×24 + 1×23 + 1×22 + 1×21 + 1×20)
古典的な、指を立てたら1、倒したら0として数える手法である。
親指から順に20、21、22・・というように割り振ってやる。
- (00001)親指を立てる
- (00010)親指を倒す。人差し指を立てる
- (00011)親「立」、人「立」
- (00100)親「倒」、人「倒」、中指「立」
- (00101)親「立」、人「倒」、中「立」
- (00110)親「倒」、人「立」、中「立」
- (00111)親「立」、人「立」、中「立」
- (01000)親「倒」、人「倒」、中「倒」、薬「立」
- ・・・
基本的に、隣の指が倒れるときに、状態が変化する。
もちろん小指からでもいいが、下一桁は交互に変化するのでかなりの器用さを要する。
なお、この手法を使うと、片手だけでも31まで数えられる。
慣れると本当に物を数えながら(手に集中しないで)カウントできる。
例えば、艦これのドラム缶報酬の廃棄任務、「資源の再利用」。
24個の装備廃棄は、片手で数えられて、小指と薬指がたてば完了
11000、つまり 1×24 + 1×23 = 24。
両手まで使うことはないが、片手で31まで行けるのは実は結構便利。
そしてココまで読んだ人がそれを信じないというのはよくわかっている。
でも、慣れると確かに便利なのである。
イラストでも添えて記事にしようと思ったけれど、描く暇がぬい。