昔、プログラミングは一部の天才がやるものだと思っていた(結構本気)
ある程度体系的に学ぶと、結構便利で楽しいとわかった。
他人の記事を読んでいてなんとなくまとめたい気分になったので思い出してみた。
残念ながら遍歴というほどたくさんは無い。
これならわかるC++―挫折しないプログラミング入門 CD-ROM付 (ブルーバックス)
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このころはよくわからないままやっていた。
学部一年(必修)
基礎情報(実験科目)として:C言語
授業は基本的にタイピング速度で律速されていた。
タイピングが速かったので、早々に片付けて暇をもてあます。
無駄機能を追加したプログラムを書いたりしていた。
教科書はこれ。
情報系の大学教員は、この辺の必修言語をどうするかでもめるらしい。
原理主義的に古きよきCという派閥と、オブジェクト指向至高のJavaとで、とか。
基礎からやる派と、目的を立てて必要なことをやらせる派と、とか。
このときは有用性は特に感じなかった。
このときは、まだ学生にmacが流行っていない頃だった。
macbook+マクロがapplescriptなexcelという悲惨な組み合わせだった。
その上実験授業ではWin派なメンバーとデータやり取りの必要があった。
実験データ処理を授業中に終わらせるため、Excelをこだわって作っていた。
結局、マクロは使わずすべて関数で書くことで互換性を保つという工夫に落ち着いた。
学部1~3年の選択科目
オブジェクト指向プログラミング&JAVA:Java,Javaアプレット
この科目でプログラミングの面白さを感じた。
Eclipse上で、ちゃんとオブジェクト指向な感じで書く授業。
結局タイピング速度で律速されるので、いろいろ書き足して遊んでいた。
後々趣味でも書くようになる。
なお、いまだにオブジェクト指向らしい使い方はしていない。
このあと、他の授業で使うために自分でファイルIOを書いてから、用途が広がった。
ファイルIOは、意外とプログラミングにはまるきっかけなのではと個人的には思う。
用途が広がるしね。
統計解析法演習:Excelの統計関係の関数の活用
この二つは、「大学の授業で商業ソフトの使い方をやるのってどうなの?」と思った。
なお、内容は割りと後で役に立ったといえばたった。
とくにVBAのほうは、変態的なプログラムを書いてしまい研究で6年使い続けている。
計算が速くなるからJavaで書き直したいけど暇が無い。
(インタプリタから離れろとか言わない)
教科書は
でも、やっぱり商業ソフトの授業ってどうなのと思わなくは無い。
その後、趣味でJavaプログラム(メモリ馬鹿食い)を書いたりした。
あと、研究で手を抜くために、いろいろ自動化した。
学部4年以降
実験装置の制御プログラム:Delphi(Pascal)
それも古いバージョンのコマンドインタフェースのみ。
WindowsのDos窓で走る。
装置との通信周りはキョージュがちゃんと書いてくれていたので、実は簡単。
それをまわすのに:Windowsのバッチファイル
複雑化してfor文とか使い出すと、遅延変数展開に悩まされたりする。
for文を抜けてから変数の変化が始めて適用されるとか、初めての体験だった。