タイトルはそのうち決める

艦これのおぼえがきとか実験装置とかLaTexのメモとか。

3Dプリンタで耐薬品性のあるものを 続き

前回に引き続き、3Dプリンタで実際に印刷してみた結果のメモ。
フィラメントは、RSコンポーネンツで売っているナイロンのやつ。

 

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RSコンポーネンツ商品画像

RS PRO 3Dプリンタ用フィラメント 白 1.75mm Nylon | RS Components

 

径が1.75mmで、XYZのダヴィンチJr Pro X+に適合する。

とりあえず温度2種類、15mm × 15mm × 15mmの立方体を刷ってみた。

 

じゅんび

このプリンタで外からフィラメントを導入する場合、フィラメント台が必要になる。
今回は一番手抜きな、梱包ダンボール・軸棒・輪ゴムで対応した。

 

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簡易フィラメント台

いちおうちゃんと使えている。

 

印刷温度255度

240-260度で印刷せよとのことなので、まず255度で試した。

プラットフォームは80度、補助ファンの類は全部オフ。
この辺は何がいいのか全然知らないのでてきとーな設定

 

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印刷仕上がりのようす

わりと糸を引く?

 

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仕上がり後の様子。

それなりに収縮があるようで

  • 途中から細くなっている。
    底面が15.2mm程度なのに対して、途中が15.0mm。
  • その割に、角が持ち上がって反ったりはしていない。
    フチを出さない場合は角から反ってはがれる。
    →仕上がってしまえば反らない?

 

一気に下げて240度

…は、ダメだった。

 

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みるふぃーゆ

レイヤー間がしっかりくっついていないみたい。
それに、温度が低いから反らないということでもないらしい。
とりあえず温度低めはよくないということを学んだ。