テレビや新聞を見ていて
NHKで、ミュオンで物質内を透視する話をやっていた。
我々はまた違った方法でこれを使っている。
こういう感じで一般に存在が知れるのは大事だと思う。
火山とか原発とか、たびたび透視したという話で出てくる。
物性測定での利用
ミュオンは素粒子のひとつ。
基本的にスピン(自転のようなもの)のお尻側を向けて飛んでくる。
これを知っているとちょっと通な感じが出る(多分)。
最初の頃は中間子だと思われてたから「ミュー中間子」って呼ばれてたとか。
結局、正体が分かるとちょっと違ったねということで、素直にミューオンと呼ばれている。
男の子がダイスキな加速器によって、人工的に生み出されて測定に生かされても居る。
有名なところは世界に4カ所しかない。
そのうちの一カ所は日本だから、みんな誇っても良いのだぞ?
- イギリス:ラザフォード=アップルトン研究所、いわゆるRAL
- スイス:ポール=シェラー研究所、PSI
- カナダ:TRIUMF研究所
- 日本:J-PARCミュオン施設
なお、最近は他にも建造が進められている。
キーワードはμSR。
電荷を持ったミュオンが、打ち込まれた物質の中で歳差運動する様子を見る。
kuroはイギリスとスイスの施設は利用経験がある。
日本の施設は見学だけ。
カナダは行ったことはない。
テレビでやっていたのは透過してくる粒子を写真的に見る手法。
我々がやっているのは少し異なる。
けど、それを説明する良い資料が見つからなかったので、気が向いたら後日。
まだ 吹雪のfigmaも開封していないし。