ひろし、と言うとものすごく人のいい実在の友人か、野原ひろししか思いつかない。
今回のHIROSHIは、ドイツ、ドレスデンの街にあるレストラン。
出張で来ていて、帰り道で見かけて気になっていた。
一応、あんまりにもトンデモなお店だと大変なので、googleさんに聞いてみた。
ちょうどいい程度に変な日本食を食べたいというわがまま
googleに表示された評価は☆4.6。
意外と(失礼)人気店のようだ。
公式ページのメニューを見ると結構おいしそうだし、入ってみることにした。
お店のマークには朝日?をバックに箸でハートを持つ様子が描かれている。
SUSHI、BENTOなど、様々なメニューが並ぶ。
だいたい完璧。。。かと思いきや、よく見ると表記に揺れがあって面白い。
このページでは、
など。
今回は、Ramenを食べてみることにした。
Ramenのラインナップは、
- Spicy Chicken Ramen
鶏スープ(Huehnerbruehe) - Tonkoshu Ramen(ママ)
豚スープ(Schweinebruehe) - Sakana Ramen
魚&鶏スープ(Fischebruehe, Huehnerbruehe) - Ahiru Ramen
豚&牛系&鶏スープ(Schwein-, Rinder- und Huehnerbruehe) - Beji Ramen
だし&味噌(Dashi und Miso)
それぞれ何スープかまで書いてある。
Tonkoshuあたりが無難そうだが、せっかくなのでAhiru Ramenにした。
一緒に行った人(北海道人)はTonkoshu Ramenにしていた。
店内はSushiやRamenを食べるドイツ人で混雑していた。
10分ほどして、Ramenが運ばれてきた。
結構おいしそうである。
卵は適度に半熟(ちょっと切り方が荒い)だし、具も量が多すぎず種類がいろいろ。
奥に鎮座している肉が「knusprige Ente」。
Enteがドイツ語で鴨とかアヒルのことらしいので、ちゃんとAhiru Ramenである。
スープも、特に妙な味がするわけでもなく、とてもおいしい。
いや、妙と言えば、なんだか豚骨っぽいけどそうとも言い切れないような*1。
Tonkoshuを食べた人の感想は「たぶん味噌の豚骨」。
そういえばBeji RamenもDashi & Misoだし、基本的にタレは味噌なのかも。
ここまでは日本人でも満足のクオリティだったのだが、一つ不満があった。
麺が残念なのだ!
一言でいうと、チキンラーメンの麺。
もちろんチキンラーメンも大好きだが、なんかちょっと違うという感じだった。
消化によさそうな柔らか麺じゃなくて、こう、もうちょっと違うやつ。
まぁ、もしかしたらこっちではラーメンと言えばそういうイメージなのかもだ。
そんなこんなでエラそうなコメントをしてみたものの、美味しいし雰囲気もよかった。
なお、店内でひろしさんっぽい店員さんを見かけることはなかった。
街中ではベトナム料理とSushi屋を結構見かけるが、人気なんだろうか。
カタカナ交じりで「ソイ寿司」という提灯を下げている店もあって笑ってしまった。
*1:Ahiru Ramenのスープが豚&牛系&鶏スープ(Schwein-, Rinder- und Huehnerbruehe)とかなりいろいろ入っていると知ったのは、あとで写真を見ながら翻訳した後である