タイトルはそのうち決める

艦これのおぼえがきとか実験装置とかLaTexのメモとか。

VRoid Studioの小ネタあれこれ

ベータ版の終盤からお世話になっているVRoid Studio。
ゲームのキャラ作成感覚で人間型のモデルが簡単に作れる。

 

vroid.com

 

出力したモデルはさまざまなゲームやソフトウェアで使え、便利である。
UnityやBlenderを補助的に利用すれば、さらに自由度が上がる、けど、難しそう。

なるべくVRoid Studioだけで完結したい、ということでいろいろやったメモの断片。
あと、個人的うちのこメモ。

 

うちのメインっ子2名

 

体型

体型とか腕の太さ 全身の大きさと手足の長さ

VRoid Studioでは腕や足の太さに明示的なパラメータは与えられていない。*1
長さは変えられるので、体のサイズとのバランスをうまくいじると意外といける。

全身の大きさ・腕/脚の長さ・胴の長さなどの組み合わせが大事。

 

うちの子モデルで調整したのが以下の画像。

棒っ切れのように細いのから全体にしっかりした体格まである程度振れるのだ。

 

背中の貫通 胴の長さ

うちの子の古いモデルでは、プリセット衣装で腰付近の背中側が貫通しがちだった。

 

これは胴の長さを変えているせいだったらしく、なるべく0が良いような気がする。

 

体の大きさの変化の仕方

今となってはソフトウェア内で身長が分かるから要らない情報。
全身の大きさでの身長の変化はリニア。

 

身長の高さ(女性)の各サイズの変化

変化の傾向が理解できずに結局使っていないが、いちおう調べてみたことはあった。
身長とTポーズの指先指先間の幅について調べた。
負方向は身長も幅もほぼリニアに減少。正方向は身長は伸びるけど幅は減る。

 

表情

目閉じ 喜び閉じとの併用

よく知られている通り、喜び目も目を閉じる表情になっている。
モデルの目の形状によっては喜び閉じと通常の目閉じを混ぜたほうがきれいになる。

 

あ い う え お

デフォルトの表情変化はずいぶん派手なので、かなり控えめに変えている。
あと、けっこう違う口の形を混ぜている。

今はさらにもうちょっといじってあった気がする。

 

あ お (男性)

「口(女性)」は口の形だけが変わるが「口(男性)」の「あ」「お」は顎も動く。

 

若干猫口っぽくなるので、マイナス値で猫口を入れて形状調整をかける。

これで、リップシンクしたときに顎が動かないのが解消される。

 

歯並び 牙の調整

デフォルトだと歯並びはつるっとシンプル。

牙パラメーターをマイナス方向を含めて組み合わせて振ると良い感じになる。

 

舌を突き出しているように見える? 口の奥の影

これは好みというかモノの見方の問題なのだが、自分にはそう見える。
正面からモデルを見たときに口の奥まで明るいのがその錯覚の原因のようだ。

 

これを後付けで解消する影だけのテクスチャは以下で配布している。

kurosakiworks.booth.pm

 

瞬きで口が変になる 目閉じに余計な設定が

Close_LとかClose_Rに目以外の設定を入れていると、瞬きでひどいことになる。
ウインクだと思って目以外のパラメーターを入れていたことがある。

 

衣装・アクセサリ

メカ腕的な

ボディスーツと肌マスクを組み合わせると、体の内側に入り込んだ構造も作れる。

 

具体的なパラメーターやレイヤー構造は、以下のハルさん作成記事にある。

kuroworks.hatenadiary.jp

 

半透過が使えない

透けた衣装を作ろうと思ったら、実際にレースのようにドットを抜かないといけない。

また、png画像を作った時にエッジが中途半端に透過していると白く縁どられる。
濃色系の衣装では結構目立つので、外周のエッジはきっちり切り落とすこと。

 

右前・左前

VRoid Studioのプリセット衣装は、基本的に右前になっている。*2
気になる場合は反転してあげる必要がある。

 

ゆるーく追従する浮遊物

コイル状のボーンを作ると、頭の動きに緩やかに追従するオブジェクトが作れる。

 

プロシージャルヘアで「流れ(向き)」を使うと簡単にらせんが描ける。

 

これを利用したヒトダマは以下で配布している。

kurosakiworks.booth.pm

その他

Meta Questがあれば簡単に現実に召喚できる

Meta Questの内蔵ブラウザでVRoid Hubにアクセスすると、VRでプレビューできる。
白背景の仮想空間と、現実に投影するというのが選べる。

Quest2だと背景は白黒になるが、Quest3なら背景もカラーで見られる。

 

 

再現衣装 FF7R ティファ

再現衣装を作ろうと思ってVRoid Studioを触ると、かなり練習になる。
作りたい形状・作らなきゃいけないデザインにかなり拘束されるので。

これはその1個目。

 

うちのこ用衣装の中では珍しい露出の多い衣装

 

kuroworks.hatenadiary.jp

再現モデル オノゴロ物語 コセ・ハル

こちらは最初は衣装だけ作っていたものの、最後はモデルまで作ったもの。

メカ腕の作りかたはこの辺で培った。

kuroworks.hatenadiary.jp

これは結構よくできているのでお気に入りなものの、使いどころがない。

 

アイテムの配布 BOOTHのショップ

最近はBOOTHに各アイテムを置いている。

kurosakiworks.booth.pm

着用例のモデルなどは、VRoid HUBに置いている。

hub.vroid.com

意外にも、ベータ版は1か月しか使っていなかった。

なんだかもっと長く使っていた気がしたがそうでもなかった。

 

ペンタブ(液タブ)があると捗る

表題の通り。
自分の場合はペンタブだと脳がうまく認識しなくて全然描けないので液タブ。

WacomOne13インチがお手頃*3でおススメ...と思ったら今は終売っぽい?
調べてみたら後継機が出ており、接続が簡単になったりしてお値段は高めに。

*1:ボディスーツの実装で太い手足を着こむことはできるようになった。

*2:女子っぽい服装、男子っぽい服装問わず統一されている

*3:当時39800円で買っている