タイトルはそのうち決める

艦これのおぼえがきとか実験装置とかLaTexのメモとか。

カプトン系粘着テープ

絶縁のお供の”カプトン系粘着テープ”

お値段が高いのは置いておいて、関連するメモ。

 

カプトン®

カプトンはそもそもデュポン社の商標で、ポリイミドの一種。
絶縁性能が高く、また極めて低温でもその性能を保つ(実際使えている)。

カプトン®とは | 東レ・デュポン株式会社

数十マイクロメートル厚でもkVオーダーの絶縁性能がある。

 

カプトンⓇ粘着テープ

とりあえず寺岡製作所のラインナップを分類してみる。

 

  • 粘着層の厚さ
    6 - 45 μm
  • 粘着剤
    ”○○系”との記載はあるけど具体的にはわかんない。
    • シリコーン
      一番ラインナップが多い。
      図1に示すように、15 μmから30 μmまでは線形に粘着力が上がるっぽい。
    • アクリル系
      強粘着とノーマル?のラインナップがある。
      シリコーン系と違ってシロキサンの発生がないのが特徴らしい。
    • ゴム系
      リチウムイオン電池内部の電極保護用途に最適らしいけどよくわからない。
  • テープ厚さ
    12 - 50 μm

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図1.寺岡製作所のカプトン・ポリイミド粘着テープの粘着層厚さと粘着力

 

しろきさん

シロキサン(英語 siloxane)はケイ素と酸素を骨格とする化合物で、Si-O-Si結合(シロキサン結合)を持つものの総称である。

さらにシロキサン結合が長く連なり高分子となった有機ポリシロキサンが、産業上重要なシリコーンである[1]。

シロキサン - Wikipedia

そもそもシリコーン(系)のことじゃぁないか。